皆様、ボンジュール!クルクル総選挙などやるまでもなく
常にトップをひた走ってきた不動のバニラ、遂に欠品・・
代替えとして入荷したのは初登場、フレンチバニラです。
これは・・侮ってました。壮絶にウマい!バニラビーンズ
たっぷり入った濃厚トレビアンすぎる味わい。参った・・
夢だった、シュークリームの中身だけ食ってる感じです。
そういうことで、これから「フレンチバニラ」が定番へ!
クルクルもそうだけど、何をもって美味しい!と、感じる
かは千差万別。味付けとは足し算か引き算の世界だと思う
んですが、例えば寿司の美味しさってなんだろうか?・・
至ってシンプルですよね。限界まで引き算して残ったのは
シャリとネタのみ。美味しさのベースはシャリなんだろう
と思います。外国の回転寿司はめっちゃ足し算。ゴテゴテ
足していきシャリがインディカ米だった所もありました。
次、アウトドア料理の美味しさとはなんでしょうか?
これは雰囲気でしょうね。みんなでワイワイお外でBBQ。
本格的に作る方もおりますが、肉に塩ふっただけでも充分
美味しい。家で同じ事をしても全然美味しくない。(独身)
味付けとは?・・なかなかにメンドクサい。参考になるか
わかりませんが、和食でも洋食でもワタクシの場合は基本
海水濃度で考えます。濃さは5%がベースになるので1L
の水に50gの塩を入れて、そっから味を組み立てます。
例えば魚洗う時、この水使います。燻製とかグリル物など
やる時は、ソミュール液のベースとなります。後は好みの
ハーブを(ローリエ、ブーケガルニとか)加えて漬け込む。
スパゲッチ~作る時は?ボンゴレの場合、ベースのお水に
オリーブオイル加えて貝類ブッ込む。(推奨、ホンビノス)
お吸い物作る時は?3%まで落とします。さて、ベースは
いいとして誰でも「ウマい!」と感じるグラデーションは
グルタミン酸、グアニル酸の2つ加えればもう充分です。
スティックでも上等。ベースの水に昆布と干し椎茸足す。
後は味噌なり肉なりブチ込んでいくのがストレスフリー!
料理に興味のあるお子さんたちは、是非やってみてママを
ビックリさせましょう!「この味どーやって作んだろ?」
悩んだ時には、裏面の成分表記追って調合していくと大概
近づきます。しかし辿り着いた結果、口にあわね~な・・
と、なってしまう方といや、めっちゃ美味しい!と感じる
方がいます。長い前フリですがココ今日言いたかった事。
大好きな「食文化概論」とはまた違いますが、ビックリ!
数式で味を決めてっちゃいまっしょ~!という論文です。
なんとまあ、この論文メチャクチャ面白くないですか?
ドストライク!昔、衝撃だったレストランがありました。
調理メンバーは・・お医者さん。レシピは全て数式です。
今もあんのかなあ⁉素っ気ないと言えばそういう味。いい
塩梅と言えばそうも感じる、不思議なレストランでしたが
味のブレはまったくなさそう。面白いけど・・何かなぁ。
「ママ、今日味違くない?」「ないない。計算通りよ!」
ムラの良さはやっぱり必要なのです。 テキトーで曖昧な
味覚を数値化してったほうが、人間っぽくていい。これは
「ファジー理論」といってなんとな~くを数値化して実際
仙台の地下鉄で採用したとか。勇者。よく採用したよね。
「次は~00駅~、なんとな~く止まります」面白いけど。
グダグダになってきたので締めますが、簡単に論文を説明
すると結局、「食べ慣れたモノが一番美味しい!」つまり
ママの手料理に勝るモノ無しという事です。迷った時は⁉
秘奥義、味の素8振り!&何でもマヨネーズ。(超足し算)