炭火焼きはとっても美味しい!肉でも魚でもポトリと脂が
炭に落ちた時に立ち昇る煙。これが食材に香ばしい薫りを
付け、魚は特に余分な水分も抜け、遠赤外線の効果で中も
フックラと仕上がります。これを勝手に「BBQ雲海」と
呼んでいるのですが、川魚の炭火焼きはなかなかムズい。
理想の焼き方、「強火の遠火」をBBQコンロでやろうと
思うと、すぐコゲるからです。まだ生焼け、そして遊具で
遊ぶ子供たちを見守るママの様に片時も目が離せない・・
そんな時、推奨スタイルまた出ました!アッタマいい~!
距離感の美学「ウッドデッキイワナコンボ!」完璧です。
でもよく考えたな・・この距離感でじっくり焼き上がる
のを待ちましょう。ポタリと脂が落ちて昇るイワナ雲海の
香ばしい煙に鼻穴をフンガッ!と開いたら、そば焼酎雲海
を傍らに置きましょう。 きっとすぐに無くなります・・
香ばしさ、塩加減、フックラ感の全てがパーフェクト!
ムダをすべて削ぎ落した、これも究極の引き算料理です。
ウッドデッキイワナコンボ、お試しを!(別に何でもいい)
「幻の魚」と呼ばれるイワナ。出回るのは養殖がほとんど
ですが、確かに天然物になるとそうなのかもしれません。
そして警戒心がめちゃめちゃ強い。 コイツを連れていく
せいだとは思いますが、どーしても先に行ってしまうので
釣り場はメチャクチャ。全速力で逃げるイワナの姿だけを
見に今シーズンは進行中。そして今月で禁漁期間へと・・
昔から不思議だった事は、ありえない滝壺の上にも生息
している事。前にも言った気がするけど、この姿が答え。
イワナの生息域は渓流をさらに遡り、源流域と呼ばれる
水の冷たい場所を好みます。「岩魚」の名前通り、岩陰に
潜みジッと流下するエサを待ちます。 釣り味はイワナの
場合、モゾゾゾ~・・って感じでラインが岩陰に吸われて
いき、ヤマメの場合はバッシューン!ググッ!って感じで
喰ってきます。わかりづらいか。で、目の前には滝壺が。
こんな時イワナは、まさかの草むらにビヨンセ!脇道から
山を登るんです。マジ。鱗がないのは、摩擦を減らす為。
1㎝の水溜まりに置くと写真のように立ちます。釣れない
釣りが趣味のワタクシは何度かみた事があり、全く釣れず
上流へ向かう最中に脇道で出くわし捕獲・・複雑です・・
で、人には2匹しか釣れなかったと言う。(2匹手づかみ)
これはとても勉強になる本です。オススメ! 秋の夜長は
読書もいいですよね。自然との共生を考えさせられる本。
キャリアだけはムダに長い(40年)、幻の源流イワナ釣り。
今年も幻の現在・・釣り教えて!とイワナいでケロよ・・